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専門人材の採用を支援するアスタミューゼ株式会社との地域企業の雇用促進に向けた事業連携に関するお知らせ

2019年9月5日
SBIホールディングス株式会社
SBIネオファイナンシャルサービシーズ株式会社

 SBIホールディングス株式会社の100%子会社で、地域金融機関等への新技術の導入を支援するSBIネオファイナンシャルサービシーズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:北尾 吉孝、以下「SBIネオファイナンシャルサービシーズ」)は、SBIグループ全体で推進する「地方創生」プロジェクトの一環として、このたび専門人材の採用を支援するアスタミューゼ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:永井 歩、以下「アスタミューゼ社」)と、地域企業に対し技術職・研究職といった専門人材の雇用支援を行うことで、事業成長を促進し、地域の活性化を図ることを目的として、業務提携契約を締結いたしましたのでお知らせいたします。

 近年、人材の都市部への一極集中による地方の深刻な人手不足が社会問題となっています。地方には独自の強みを持ったオリジナリティあふれる企業が多数存在しているものの、多くの企業が自社の魅力を十分に発信できておらず、必要な人材が十分に確保できておりません。
 こうした状況下、アスタミューゼ社は、従来の給与・勤務地・年齢、経験等の条件による人材マッチングではなく、新たな転職支援サービスとして日本や世界が抱える社会課題を軸に転職者と会社をマッチングさせるプラットフォーム「SCOPE」を提供しています。これにより、地域企業が取り組む社会課題やそのビジョンが可視化され、自分の技術や経験や活かせる「やりがい」を求めて転職をする比率が高いとされる専門職人材の、地域企業における雇用を支援しております。

 SBIネオファイナンシャルサービシーズは、このたびの提携を通じて、SBIグループが有する地域金融機関をはじめとしたネットワークを活用して、アスタミューゼ社の「SCOPE」を広く地域企業に対して展開することで、地域企業における人材不足を解消するとともに地方創生に貢献してまいります。

 SBIネオファイナンシャルサービシーズはこれまでSBIグループが培った豊富なオンライン金融の経験をもとに、最新技術を有する海外企業との合弁会社設立などを通じて、国内外の最新技術・サービスをローカライズして提供しております。引き続き、新技術・新サービスの導入・拡散を推進するとともに、地方創生に貢献する地域金融機関、ベンチャー企業をはじめとしたさまざま企業と、新たな価値の「共創」を実現してまいります。

■アスタミューゼ社について
 世界の新事業、新製品/サービス、新技術/研究の情報に併せて80か国の特許情報などを、独自に定義した176の”成長領域”とSDGsに対応した今後人類が解決すべき105の“社会課題”に分類・分析。2億件を超える世界最大のイノベーションキャピタル(イノベーションの源泉となる資産)のデータベースを構築、活用し、未来創造、社会課題解決のための新規事業提案やM&Aのコンサルティング、投資情報の提供、先端企業や技術、専門人材のマッチングを行う。また、広くサービスをご利用いただけるよう、新規事業コンサルティング、人材マッチングサービスを「ICP(Innovation Capital Pathfinder)」、「SCOPE」などのSaaS(Software as a Service)としてもご提供し、より多くのイノベーション創出を目指している。
 

以上