地域金融機関との生成AI活用に向けた取り組み開始のお知らせ
2023年10月26日
SBIホールディングス株式会社
SBIネオファイナンシャルサービシーズ株式会社
SBIホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役会長兼社長:北尾 吉孝、以下「当社」)の生成AI活用専門組織であるSBI生成AI室は、地域金融機関と生成AI活用へ向けた共同研究・開発を開始しましたので、お知らせします。
当社グループはこれまでも、生成AIに関する研究・開発に取り組んできましたが、2023年7月1日に生成AI活用に特化した専門組織となるSBI生成AI室を立ち上げ、SBI生成AI室主導の下、グループ横断的に生成AIの活用を推進するなど、より一層の本格化を図っています。
SBIグループは、日本全体の経済成長には地域経済の成長が肝要であり、地域経済の成長には地域金融機関の活性化が不可欠であるという考えのもと、これまでもSBIネオファイナンシャルサービシーズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:吉木 直道、以下「SBINFS」)を窓口として、SBIグループが有する様々な経営資源を地域金融機関に提供することによって、地域課題の解決並びに地域金融機関の企業価値向上に資する活動に取り組んでまいりました。
これまでの取り組みに加え、地域金融機関へ生成AIの活用を推進することで、業務効率化によるコストの削減や新たな金融サービスの創造などの付加価値を高め、顧客利便性の更なる向上を目指してまいります。
また生成AIの活用を通じて、地域金融機関の活性化だけでなく、地域経済全体の発展による地方創生の実現にも貢献し、SBIグループおよび地域金融機関双方の企業価値向上に努めてまいります。
地域金融機関との取り組みについては、SBINFSを通じて意思疎通を十分に図りつつ、データガバナンスや実装環境などのハードルを共有し、段階的な生成AIの導入・活用から実際のビジネスへの適用、最終的には自走化に至るまで、伴走して支援いたします。
また当社はSBINFSと共同で地域金融機関向け生成AIソリューションの開発・提供を目的とした「SBI地域生成AILab(SBI-REGAIL)」を立ち上げ、金融機関からの出向者および会員を募集します。
「SBI地域生成AILab」は、月に一度定例会の開催を予定しており、SBIグループおよび金融機関での生成AI活用事例を共有させていただくとともに、ソリューション化可能なアイディアの募集および具現化を行うことで、生成AIの活用を推進してまいります。
当社及びSBINFSの取り組みに対し、株式会社足利銀行(本社:栃木県宇都宮市、取締役頭取:清水 和幸)並びに、株式会社福島銀行(本社:福島県福島市、取締役社長:加藤 容啓)のご賛同をいただき、各社から1名ずつの出向者をSBI生成AI室に受け入れることが決定しております。
今後も資本提携の有無に関わらず、多くの金融機関からの出向者および会員を募り、地域金融機関はもちろん、地域金融機関を通じた地方企業への生成AIの活用も推進してまいります。
当社グループでは引き続きSBI生成AI室を通じて、地域金融機関や地方企業における生成AIの活用を牽引するべく、グループの枠にとらわれず、積極的かつ先進的な活動を多岐にわたって展開してまいります。
以上
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本プレスリリースに関するお問い合わせ先:
SBI ホールディングス株式会社 コーポレート・コミュニケーション部 03-6229-0126
SBIネオファイナンシャルサービシーズ株式会社
地銀戦略部(担当:前山・脇山) 03-6229-0037