バンキングアプリとDataRobotを融合して インテリジェンスなアプリUXを実現
2023年9月20日
SBIホールディングス株式会社
SBIネオファイナンシャルサービシーズ株式会社
当社とSBIネオファイナンシャルサービシーズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:吉木 直道、以下「SBINFS」)はこのたび、当社の戦略的資本業務提携先であるDataRobot, Inc.(本社:マサチューセッツ州ボストン、CEO:Debanjan Saha、以下「DataRobot社」)の提供する予測 AI と生成 AI を含めたAIのライフサイクル・マネージメント・プラットフォーム「DataRobot」を活用し、SBINFSが開発・提供するバンキングアプリにおいて、高度化されたアプリ内マーケティングの仕組み(以下「本仕組み」)を実現しました。
こうしたバンキングアプリとDataRobotを融合する取り組みは、本邦初となります。
近年、地域金融機関においてもモバイルチャネルの強化及びAIや金融データを活用したマーケティングの高度化が進行しつつあります。その一方で、銀行口座保有者とモバイルチャネルのユーザーが紐付いていないことに起因して、活用可能なデータがモバイルチャネル上に限定されたり、実行可能なマーケティング施策がダイレクトメッセージといったオフラインに限定される等、完全な高度化に向けては様々な課題を抱えているのも現状です。こうした課題に対してSBIグループでは、既に地域金融機関に対する豊富な提供実績を有するSBINFSのバンキングアプリと、AI領域の世界的なリーディングカンパニーであるDataRobot社が構築するAIを融合した形で提供し、導入支援まで行うことで、地域金融機関における金融ビジネスの高度化を一気通貫に支援することが可能となりました。
本取り組みの第1弾として、株式会社仙台銀行(本社:宮城県仙台市、代表取締役頭取 鈴木 隆、以下「仙台銀行」)で本仕組みの活用を開始しております。仙台銀行では、2021年よりDataRobotを用いて、個人向けローンサービス業務においてAI(以下「個人向けローンAI」)を活用しております。また2022年にはSBINFSから仙台銀行へ、バンキングアプリ(以下「仙台銀行アプリ」)の提供を開始しております。個人向けローンAIを仙台銀行アプリに組み込むことで、オフラインチャネルだけでなく、デジタルチャネルにおいても、潜在的な資金ニーズのあるお客さまに、最適なタイミングで適切な情報を届けることが可能となりました。
今後もSBINFSは、AIなどの最新テクノロジーを駆使し、高いセキュリティ水準と快適なUXを両立した、お客さまに安心かつ便利なサービスを提供するバンキングアプリの提供し、金融機関のデジタルチャネルの強化を支援してまいります。
【DataRobot社の概要】
商号 | DataRobot, Inc. |
所在地 | マサチューセッツ州ボストン |
代表者 | CEO Debanjan Saha |
設立年 | 2012年 |
主な事業内容 | 予測 AI と生成 AI を含めたAIのライフサイクル・マネージメント・プラットフォームの提供 |
URL | https://www.datarobot.com/jp/ |
以上
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本プレスリリースに関するお問い合わせ先:SBI ホールディングス株式会社 コーポレート・コミュニケーション部 03-6229-0126